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ウッドデッキの修理とリフォーム

どんなに耐久性や耐候性の高いウッドデッキ材であっても、日本独特の高温多湿の気候条件の前では床板が割れたり、腐ったりしてしまうことは避けられないようです。ここでは、いざという時の対処で慌てないために、劣化の状況別に張替えやリフォームの方法を解説します。

天然木である以上、劣化すれば修理が必要

天然木の中でも耐久性・耐候性抜群だといわれるハードウッドでも、しっかりとメンテナンスをしていかないと、やはり劣化してしまいます。劣化の状況によりますが、張替えやリフォームなどの修理が必要な場合が生じることがあります。

ちなみに修理費用ですが、全部補修するか、部分的な補修かで当然かかるお金は変わってきます。全補修や全塗装の場合は、一般的に7~10万円くらいが相場といわれています。

部分補修ならば、修理費用は安くなります。しかし、どうしても補修した部分の色味や風合いが異なってしまうので、結局全部の塗装をし直し、高い費用を支払ったなんていう失敗もあるようです。

劣化の状態別のウッドデッキ修理の方法

床材のささくれや割れ・反り・褪色などは、自分でリフォームできる場合もあるので、費用を浮かせる面でもチャレンジしてみる価値があるでしょう。

まずは、リフォームしたい箇所の床板を剥がしてみましょう。作業をする際は、刺が刺さらないように軍手を着用すること。ネジなどで土台に固定されているので、電動ドライバーを使うと効率的です。木ねじを外したら、手やバールを使って床材を持ち上げると簡単に外せます。床板をはがしたときに、床板を支える束柱や梁までも腐っていたならば、木材を取り替えたり、腐食部分だけ取り除き、木工の充填剤などで応急処置をしておきましょう。

張り替える床材は、以前と同じものを用意。もし、ハードウッドなどを使用しているなら、普通ののこぎりで切るのは大変なので、電動のこぎりがあると便利です。

張り替えた後は、今後のメンテナンスも考えて、あらかじめ腐食や割れを防止するために、浸透系の塗料で塗装してください。どうしても色ムラが気になるようでしたら、全体を濃い目の塗料で再塗装してしまうという手もあります。

こういったリフォームや修理は、DIY好きの人なら楽しいものですが、けっこう大変だと思います。

設置時は、なかなかメンテナンスやリフォームのことまで頭がまわらないものですが、劣化しやすい天然木ではなく、はじめから人工木でウッドデッキを作ればメンテナンスも楽だし、トータルでの出費も抑えられるでしょう。

天然木ウッドデッキのメリットとデメリット

天然の木材を使った室内は木の清々しい香りと、独特のぬくもりを感じさせる風合いなど多くの魅力があります。
しかし、家の外に設置するウッドデッキは室内に使う木製品とは異なり、常に雨や風、紫外線などにさらされ続けることになります。そのため、室内で使用する木製品とは比較にならないくらいのダメージを受けて劣化が進みます。木の持つ柔らかく暖かな質感と本物の風合いは天然木のウッドデッキの最大のメリットですが、天然素材であるがゆえに防腐剤を塗るなど定期的なメンテナンスは欠かせないものです。天然木の素材によって耐久性や価格も異なりますが、正しくメンテナンスを行わなければ腐食してどんどん劣化が進み、せっかくのウッドデッキが危険な空間になることは十分に考えられます。

木製のウッドデッキを修理する方法と手順

日本独特の高温多湿気候の中では、天然木のウッドデッキを長年使用するうちに腐食して床板が腐ったり割れたりしてしまう可能性が高くなります。耐久性が最も高いハードウッドと呼ばれる木材は価格もそれなりに高額で、安価で柔らかい素材でできた製品よりもはるかに長く持つとはいえ、それでも適切にメンテナンスをしなければ劣化することは避けられません。床板を補修するには、設置業者に依頼をし、傷んだ部分を張り替えてもらうことはできます。
しかし、業者に依頼しなくてもDIYの得意な人ならば自分で修理することも可能です。

まずは、けがの防止のためにグローブなどを着用し、床板材の土台に固定してあるねじを外します。次にバールなどを使用して床板を持ち上げて取り除きます。傷んだ部分をはがしてみて、床板を支える束や梁の部分まで腐食やシロアリの被害などで傷んでいるか確認しましょう。被害にあっていた場合は、土台部分の木材を取り替えたり部分的に木工用の充填剤を使ったりと応急処置するなどの手段が必要です。
このとき、土台部分をそのまま放置して目に見える床板だけを張り替えてしまわないように注意しましょう。通常は取り除いた床板の部分には他の部分と同じ材質のものを使用して張り替えます。しかし、古い部分との色の違いが生まれるため、貼り終わった後に床全体に腐食防止のための塗装を施す際にやや濃いめの色で塗装すると色の違いが目立ちにくくなります。

思い切ってリフォームを検討するときに気を付けたいこと

日本の住宅は木や紙などの天然素材でできているのが特徴で、湿気とうまく付き合う工夫をしながら暮らす知恵がありました。もともと高温多湿の日本の気候風土のなかで使用するウッドデッキは、かなり耐久性の高い材質を選ばないと腐食などの劣化が進みやすい環境なので、何もしなければすぐに腐ってしまうという結果につながりかねません。
そのため適切なメンテナンスや劣化の進んだ部分をまめに修理するなどの技術がないと、いつまでもきれいに使うことが難しいのが天然木のウッドデッキの弱点でもあります。長年の使用で劣化が激しく、部分的な修理では再生が難しいとき、思い切って全面リフォームを検討する選択が必要になることもあるでしょう。
そのときのポイントは「人工木など耐久性の高い素材を選ぶこと」と、「定期的なメンテナンスをしっかりと行う」ことです。
天然木のメンテナンス自体を楽しむという考え方もありますが、設置後のアフターメンテナンスのことを考えずに済み、天然木よりもはるかに耐久性の高いところが人工木の魅力です。現在の人工木を使ったウッドデッキは、見た目や手触りなども天然木に近い質感を持つものも数多くあり、長い目で見れば取り扱いがしやすく、見た目にもいつまでも美しさを保てるという大きなメリットがあります。さらに子どもの肌にも優しい素材とも言われていることも特徴です。これを機に人工木をご検討してみてはいかがでしょうか?

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