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失敗しない自作ウッドデッキのコツ!

ウッドデッキはDIYで作れる?

念願のマイホームを新築すると、家だけでなく家周りのスペースにもいろいろ工夫を施してみたくなるもの。そんな時に「ウッドデッキをDIYで作ってみよう!」と考える人も少なくないでしょう。「家族でバーベキューを楽しむスペースが欲しい!」、「子どもが日光浴をしながら遊べる空間が欲しい」、「妻が自宅でオシャレにカフェタイムを取れるようなスペースが欲しい!」など、さまざまな理由からウッドデッキに興味を示す人がいると思います。

しかし、ウッドデッキをDIYで作成することは本当に可能なのでしょうか?もちろん可能です。大きさにもよるものの、業者に頼めば10万を軽く超えてしまうようなこともあるウッドデッキですが、自分で作成することができれば節約になります。また自分や家族の好みのデザインを反映しやすいので、まさにオリジナルのスペースになります。ただし、ウッドデッキはいい加減に作ればいいわけではなく、作成のコツが必要です。作成するうえで失敗しやすいポイントをおさえて、DIYを成功させましょう。

DIYウッドデッキで失敗しやすいポイント1:施工方法

まずはウッドデッキの施工全体の計画を立てます。どれくらいの幅をもたせ、どれだけの奥行きを確保するか、そしてどんな高さにするかきっちりメジャーで測りながら決めていきましょう。木材のサイズや形には「2×4」とか「2×6」などの厚みや幅の規格、「1,820mm」「3,650mm」といった長さの規格がだいたい決まっています。ウッドデッキのサイズを考える時は、材料の購入を考えているホームセンターなどで事前に売っている木材のサイズを確認しておくと、スムーズな作成が可能です。「デッキサイズを3,680mmに決めて設計図を書いたけど、ホームセンターにはそれより短い木しかなかった!」といったことがないよう、サイズは材料との兼ね合いで考えていくと良いでしょう。

ウッドデッキの大まかなデザインは横に木材を張るか縦に張るかを考えて選びますが、このデザインを考えるうえでも、使う木材の材料を考慮しましょう。ウッドデッキの高さを出す「束柱」と土台の「束石」、床板を支える「根太」、その「根太」を受ける「根がらみ」のサイズも出していきます。高さについては、束石のサイズや床板材の厚みなども事前に計算しておかないと、勝手口のラインより高すぎてしまったり低すぎてしまうことになるので何度も確認しましょう。計算ができたら、それぞれのパーツに必要な材木の本数を拾い出していきます。 材料が全部揃ったら一気に組み立てとなるかもしれませんが、絶対忘れてはいけないのが「水平を出すこと」です。平らに見えてもいつの間にかデッキが斜めになってしまうことがあるので、組立時には水平器を使ってこまめに水平を出すようにします。少し面倒かもしれませんが、これを怠ると後悔することになるので必ず意識しましょう。

また、組立時にやってしまいがちなのが、ビスを一気に打ち込むことです。硬い木にそれをやるとそこから亀裂が走ってしまうことがあり、せっかくの新しい木材の強度が下がってしまいます。そのため、まめにドリルでビスよりも少し狭い穴を開けてから打つようにしましょう。そうすることで仕上がりがぐっと良くなります。

DIYウッドデッキで失敗しやすいポイント2:素材選び

その他、ウッドデッキ作成で失敗しないために大切なポイントは素材選びです。適当に安い木を選んで作ると、何年かして「腐ってしまった」とか「色落ちしたので塗装しないといけない」「ささくれの処理が大変だし危ない……」などの面倒な事態になりがちです。そのため、こうした将来の不安要素を取り除きやすい木を選ぶのがベターです。一般に松の木やひのきなどの針葉樹素材は5年前後の持ちと言われています。

一方、広葉樹素材のものは20年経っても大丈夫と評判です。さらにプラスチックと木粉をミックスした人工木材も注目で、やはり20年の使用にも腐らずに耐えることができます。塗装の必要に関しては、広葉樹素材のものはだんだん色があせますが、人工木材は色落ちに強いという特徴があります。ささくれ処理については人工木材の場合には処理の必要がありませんが、広葉樹素材のものは削って除去する必要が出てきます。このように総合的に見ると、人工木材は失敗しない・長持ちするウッドデッキの作成において理想の素材と言えるでしょう。

DIYウッドデッキで失敗しやすいポイント3:メンテナンスについて

以前ウッドデッキのある家に住んでいた方や、近所にウッドデッキがある少し古い住宅がある方は見たことがあるかと思いますが、ウッドデッキには経年劣化が起こります。新築の時はオシャレで色つやも良く、見るたびにテンションがあがるかもしれませんが、きちんとメンテナンスしないと風雨にさらされて木材の中が腐ってしまったり、亀裂が大きくなったりします。そんな上を子どもが裸足で走りまわったり、奥さんが洗濯物を干す時に裸足で歩いたら危険です。ビスが足にぶつかったりささくれが刺さったりすることもあります。また、あとで木材をたくさん交換しないといけなくなる可能性もあります。床板だけでなく根太や根がらみを交換するとなると大きな作業になってしまいます。ですからサンドペーパーでささくれ処理をしたり、定期的な塗装をしたり、「クレオソート油」などの木材防腐剤を施すなどして対策をしましょう。

とはいえデッキが広いとメンテナンスもなかなか大変なため、素材選びの時点で人工木材を選択して、あらかじめメンテナンスの労力を下げるのも良い選択肢です。ちなみに最近ではウッドデッキキットといって、デッキを作るのに必要な部材があらかじめ全部揃った状態で売られている商品もあります。こうしたキットを使って時短で長持ちするデッキを作ってみるのも一つの方法です。いずれにしてもウッドデッキ作成においては自分や家族の好みを反映しつつ、長い期間にわたって楽しんで使えるように、上記の点を考えながらDIY計画を立てていきましょう。

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