メンテナンス

屋外に設置されることが多いウッドデッキは、長く使用するためにメンテナンスが必要不可欠です。ここでは、ウッドデッキのメンテナンスの必要性や、実際のメンテナンス方法などを紹介しています。

実はウッドデッキは過酷な環境に置かれている

ウッドデッキは、屋外に設置される場合がほとんどです。つまり常日頃から雨風にさらされたり、紫外線たっぷりの陽射しを浴びています。四季のある日本は年間を通して寒暖差もあり、そのたびにウッドデッキ材は膨脹や伸縮を繰り返しているのです。

つまり何が言いたいかというと、ウッドデッキはたえず過酷な環境にあるため、お手入れやメンテナンスが大切なのです。

ウッドデッキに使われている素材は天然木と人工木がありますが、天然木の場合は特に劣化が激しいので日常のメンテナンスは大事。手入れを怠ると腐食が始まってしまい、床面にささくれが発生したりして危険です。

ソフトウッドなどは、あらかじめ腐食防止のために防腐剤が注入されているものもありますが、それでも万全ではありません。中から腐ってくることがよくあります。

ウッドデッキのお手入れ方法

汚れが軽い時はモップで簡単に拭き、板と板の間に詰まった砂埃やゴミを取り除きます。砂埃は放っておくと木材の乾燥を早めたり、付着している雑菌が木を腐らせてしまうことがあります。

季節の変わり目など定期的に水を流して、デッキブラシで軽く掃除をしておきましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って洗っても良いです。

ウッドデッキの上に植木鉢やプランターを置きっぱなしにしておくと、通風がなく湿気をおびてその部分だけ変色したり腐食してしまうことも。こちらも位置を動かすなど、こまめに手入れをしてください。

床板の表面にひびが入ったり、反りなどがおこると、釘やネジが浮いてきてしまうこともあります。こうした場合は小さなお子さんでなくても、その上を歩くのは危険です。見つけた場合はすぐに応急処置として、金槌や木槌で打っておきましょう。

メンテナンスを考えると人工木がおすすめの理由

人工木は木粉と樹脂が混ぜてあるので耐久性と耐候性に優れていて、通常それほどメンテナンスに神経質になる必要はありません。汚れやカビに気をつけて、普段から水洗いをしておけば大丈夫です。

塗装の耐久性も強いため、塗り直しの負担もなくコスト的にもお得です。メンテナンスの手間で考えると、ウッドデッキには人工木がぴったりだと思うのですが、いかがでしょうか。

人工木にはデメリットはあるの?

天然の木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られたのが人工木です。耐久性に優れているというのが大きなメリットですが、やはり経年劣化は認められます。紫外線や気温の変化による反りや伸縮が主な特徴となりますが、反りが発生している場所に雨水がたまることが懸念されます。この時は、水がたまる度にスポンジやタオルで吸い取ることで長持ちさせることができます。ただし大幅に劣化する、天然木のウッドデッキのように朽ちることはありません。また、植木鉢などをウッドデッキに置いてアクセントにすることもありますが、金属製の植木鉢などを置いた場合サビがついてしまうことがありますので、置かないようにすることも劣化を防ぐ手立てです。

人工木ウッドデッキのお手入れ方法

人工木のウッドデッキは基本的にメンテナンスフリーとされています。ただし、設置したらそのままで良いということはなく、日頃のお手入れ一つで「新品のウッドデッキ」の状態を長く保つことができます。

一番気をつけたいのが、足跡や風雨の後にできる土汚れです。樹脂で固められた人工木ですが、土が入りこんで塗装を剥がれしてしまう可能性があるほか、天然の成分(木粉)が反応しカビが発生することも考えられます。晴れて空気が乾いている日には、ほうきを使って土を掃き出すなどのお手入れを行います。

雨やジュースなどの飲み物のシミがつけいてしまった場合は、水洗いすることをおすすめします。糖分が高い飲み物をこぼした場合はべたつきが生じますし、虫による被害やカビが顕著に表れやすいので、その都度お手入れするのがベストです。人工木のウッドデッキは水洗いが可能なうえ、台所用中性洗剤を使うことができますし、デッキブラシを使って汚れをこすり落とすこともできます。汚れは目立ち始めるとなかなか落としにくくなりますので、定期的にお掃除を行うことをおすすめします。

もし塗装面が剥がれてしまったら?

ささくれや朽ち果てが出ないのが人工木ウッドデッキの良いところですが、紫外線にさらされると表面に施されている着色材が剥がれることがあります。そのため、ウッドデッキ上に洗濯物を干す場合や、子供やペットがウッドデッキで遊ぶ時に剥がれた着色剤が衣服につけく可能性もあります。このような状態になった場合は、濡らして固く絞った雑巾で剥がれた塗装面をふき取るようにしましょう。着色材が剥がれても劣化することはありませんが、見た目に美しくないため、柔らかい布を濡らしぬぐい取るように塗装面を剥がれしていきましょう。その後、サンディングの作業(サンドペーパーなどを用いて軽く研磨を行うこと)を行えば、剥がれた塗装面をリカバリすることが可能です。ただし、強く研磨することで表面だけでなく材質の異なる樹脂を用いている芯層部に到達することもありますので、研磨し過ぎには注意しましょう。それでも剥がれた塗装面の色合いが気になる場合は、塗装をし直すことをおすすめします。ただし、メーカーや人工木のグレードによっても変わるため、経年変化を嫌う場合は、メーカーや施工業者に問い合わせてオーバーホールを依頼するなどの徹底したお手入れを行うことも一案です。

 

取扱説明書を見直すことでヒントが得られることも

ウッドデッキを作成する際には取扱説明書を渡されることがほとんどです。汚れや塗装の剥がれ、経年劣化が気になり始めた場合は、手元にある取扱説明書を見直してみましょう。トラブルシューティングやFAQ集といった形でお手入れに関する記述が見つかるはずです。簡単な塗装の剥がれの修復方法や人工木のウッドデッキの掃除方法など、メーカー標準のお手入れ方法を知ることができます。お手入れに迷った時にも見直すことで、ウッドデッキの品質を保つことができます。

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